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あなた方がこっそりと偽装をして、イギリス人と他のヨーロッパ諸国の人々に真実を一切伝えないまま、政治的連合を人々に押し付けたからです! by ナイジェル・ファラージ 2016年6月28日


(訳者: 以下は6月28日にジム・シンクレアが自身のブログで紹介した動画です。)

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Jim Sinclair’s Commentary

ジム・シンクレアのコメント

Please listen to this presentation because it encapsulates what Bill Holter and I have been saying for generations. The time is now. The people coming out of their MSM induced coma now will not be moved by market camouflage. They cannot care less as they have never owned a security or commodity. No politician can deny and convince others in that state of denial that the system is totally broken.

このプレゼンテーションを聞いてください。なぜならこれはビル・ホルターと私がずっと長きに渡って言い続けてきたことを要約しているからです。とうとう時がやってきました。大手メディアによって昏睡状態にさせられていた人々は目覚め、彼らはもうマーケットのカモフラージュには騙されません。彼らが今まで株式や商品を持っていたことがあるかなど、彼らにとって関係ありません。システムが完全に壊れていることを否定し、人々に壊れていないと信じさせることが出来る政治家はもういません。

The sheeple are waking up, and the grounds of political, economic and social order is shaking. It cannot be stopped.

普段から従順で他者に従ってきた人々が覚醒してきています。そして政治的、経済的、社会的な基盤が揺れ始めています。これはもう止めることが出来ません。

This man who is free of filters is joy to hear.

この、フィルターを全くかけない物言いをする男は聞いていて気持ちがいいです。

Nigel Farage tells MEPs: You’re not laughing now

ナイジェル・ファラージが欧州議会のメンバーに言いました: 「今、あなたは笑っていない。」 




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(訳者: リンク先にあるのと同じ動画をピーター・シフがYoutubeにアップしてたので、下に貼りました。)



Isn’t it funny? When I came here 17 years ago and I said that I wanted to lead a campaign to get Britain to leave the European Union, you all laughed at me – well I have to say, you’re not laughing now, are you? The reason you’re so upset, you’re so angry, has been perfectly clear, from all the angry exchanges this morning.

面白いと思いませんか?私が17年前にここに来た時、私は英国をEUから離脱させるキャンペーンをしたい、と言いました。すると、みなさんは私を笑いました。しかし、今あなた方は笑っていません。どうでしょう?そして、あなた方がそんなに怒っている理由は、今朝の怒りに満ちた意見交換を見れば100%クリアです。

You as a political project are in denial. You’re in denial that your currency is failing.

あなた方が怒っている理由は、政治的プロジェクトとしてのあなた方が否定されたからです。
あなた方は自分たちの通貨(ユーロ)が失敗していることを否定している。あなた方は、、、(大きなブーイング)

Just look at the Mediterranean! As a policy to impose poverty on Greece and the Mediterranean you’ve done very well. You’re in denial over Mrs. Merkel’s call for as many people as possible to cross the Mediterranean – which has led to massive divisions between within countries and between countries.

地中海諸国を見れば明らかでしょう!
ギリシャと他の地中海諸国に貧困を押し付ける政策については、あなたたちはとても上手くやりました。
そしてドイツのメルケル首相が昨年、可能な限り多くの人々に地中海諸国を通過させEU圏に入れろという指示により、国家間、そして一つの国の中においても、分裂が起きたことを、あなた方は否定している。

The biggest problem you’ve got and the main reason the UK voted the way it did is because you have by stealth and deception, and without telling the truth to the rest of the peoples of Europe, you have imposed upon them a political union. When the people in 2005 in the Netherlands and France voted against that political union and rejected the constitution you simply ignored them and brought the Lisbon treaty in through the back door.

あなた方の抱える一番大きな問題、そして英国の人々が離脱に投票した一番の理由は、
あなた方がこっそりと偽装をして、イギリス人と他のヨーロッパ諸国の人々に真実を一切伝えないまま、政治的連合を人々に押し付けたからです!
2005年にオランダとフランスの投票で人々が、この政治的連合とその条約を拒否した際には、あなた方はそれをただ無視し、裏口からリスボン条約を持ってきて締結しました。

(会場から拍手)

What happened last Thursday was a remarkable result – it was a seismic result. Not just for British politics, for European politics, but perhaps even for global politics too.

先週木曜日に起きたことは素晴らしい結果でした。これは非常に重要な結果でした。イギリスの政治だけではなく、ヨーロッパの政治にとって、しかしそれだけではなく、グローバルの政治にとっても非常に重要な結果であったかもしれません。

Because what the little people did, what the ordinary people did – what the people who’d been oppressed over the last few years who’d seen their living standards go down did – was they rejected the multinationals, they rejected the merchant banks, they rejected big politics and they said actually, we want our country back, we want our fishing waters back, we want our borders back.

なぜなら、小さな人々、普通の人々、、、過去数年間で生活水準が下がってしまった抑圧された人々がしたことは、多国籍の存在を拒否することです。彼らは商業銀行を拒否し、大きな政治を拒否し、「私たちは自分たちの国を取り戻したい。」と言ったのです。私たちは私たちの漁場を取り戻したい、国境を取り戻したい。

(会場から拍手)

We want to be an independent, self-governing, normal nation. That is what we have done and that is what must happen. In doing so we now offer a beacon of hope to democrats across the rest of the European continent. I’ll make one prediction this morning: the United Kingdom will not be the last member state to leave the European Union.

私たちは独立した自治を行う普通の国になりたい。これが私たちが選んだことであり、これが起きなくてはならないことです。こうすることで、私たちは他のヨーロッパの国々の民主主義者たちに希望の光を与えています。ここで私は一つ予言をします。
イギリスがEUを去る最後の国、とはならないでしょう。

(会場から拍手)

The question is what do we do next? It is up to the British government to invoke article 50 and I don’t think we should spend too long in doing it. I totally agree that the British people have voted, we need to make sure that it happens.

さて次に私たちは何をしなくてはならないでしょう?第50条を行使するのはイギリス政府が行うことであり、あまり長い時間を
かけずに行ったほうが良いでしょう。イギリス人が投票した結果がちゃんと行われることを確認する必要があります。

What I’d like to see is a grownup and sensible attitude to how we negotiate a different relationship. I know that virtually none of you have never done a proper job in your lives, or worked in business, or worked in trade, or indeed ever created a job. But listen, just listen.

私が望むのは、違う関係を築くために協議するための、大人で良識のある態度です。
あなた方のうち、誰も本当の仕事をしたことがないことはわかっています。ビジネスで働いたり、貿易で働いたり、社会に仕事を作り出したことなど一度もないでしょう。  (会場から拍手とブーイング)
(訳者: みんな政治家ですから、税金むさぼることしかしてきてませんからね。)
しかし、聞いてください。ちょっと聞いてください。

You’re quite right Mr Schultz – Ukip used to protest against the establishment and now the establishment protests against Ukip. Something has happened here. Let us listen to some simple pragmatic economics – my country and your country, between us we do an enormous amount of business in goods and services. That trade is mutually beneficial to both of us, that trade matters. If you were to cut off your noses to spite your faces and reject any idea of a sensible trade deal the consequences would be far worse for you than it would be for us.

シュルツ氏、あなたが言ったことはほぼ正しいですよ。以前はイギリス独立党がエリートに敵対していた、しかし今ではエリートが独立党に敵対しています。しかしここで何かが起きました。シンプルな語用論の経済に耳を傾けましょう。私の国とあなたの国の間では、膨大な規模の物とサービスのビジネスが行われています。この貿易は両国にとってお互いに利益がるものです。この貿易は重要なものです。
もしあなたが腹いせまじりの嫌がらせとして2国間の良識的な貿易を拒否すれば、その結果は私たちにとってよりも、あなたにとってよりずっと悪いものになるでしょう。

(会場から拍手とブーイング)

Even no deal is better for the United Kingdom is better than the current rotten deal that we’ve got. But if we were to move to a position where tariffs were reintroduced on products like motorcars then hundreds of thousands of German works would risk losing their jobs.

今現在のこの腐った取引を続けるくらいなら、取引なしのほうがまだイギリスにとってましです。しかし、もし自動車のような製品に関税を再導入すれば、何百、何千ものドイツ国民が仕事が失われるリスクに見舞われるでしょう。

Why don’t we be grown up, pragmatic, sensible, realistic and let’s cut between us a sensible tariff-free deal and thereafter recognise that the United Kingdom will be your friend, that we will trade with you, cooperate with you, we will be your best friends in the world. Do that, do it sensibly, and allow us to go off and pursue our global ambitions and future.

大人らしく、実用的に、良識的に、現実的になって、お互いの間で良識的な関税なしの取引をしましょう。そして今後、イギリスをあなた方の友人として認識して下さい。私たちはあなた方と貿易しますし、協力しますし、世界で一番の友人になりますよ。そうしてください。良識的にそうしてください、そして私たちがグローバルな大志と未来を追うことを可能にしてください。


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(訳者)

先週6月28日の欧州議会での、イギリス独立党の党首、ナイジェル・ファラージュのスピーチです。
そして、議会が閉会した直後の写真が以下です

20160630_farage.jpg

ファラージュ氏を撮っているカメラマンのカメラのレンズを、自らの手で塞ぐ、欧州委員会の委員長のユンカー氏。

。。。(* ̄m ̄) プププ。。。。。。大人らしく、良識的な行動をしましょう。

(オモロイな、この人。。。)


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No title

ユーロ悲観論者の私は、ギリシャや借金国の怠け者からドイツに切られると思ってましたが、同じ崩壊でも別の形で起きましたね。

ニューヨークと並ぶ金融の頭脳、ロンドンが抜けるのですからね。
ユーロはテン張りますよね。・・・・笑。

元々、烏合の衆ですからね。イザとなれば、バラバラに逃げだすんでしょうね。

しかし、キャメロンの辞め方が潔いいですね。騎士道が宿ってる様に見えましたよ。・・・・どこぞの都知事とは月とヘドロですね。・・・笑。

Re: No title

> ユーロ悲観論者の私は、ギリシャや借金国の怠け者からドイツに切られると思ってましたが、同じ崩壊でも別の形で起きましたね。

それは絶対にないんですよ。それどころか、昨年ユーロ離脱する、とギリシャで国民投票の結果が出たあと、必死で止めたのはメルケルでした。

ドイツ銀行がギリシャ国債をアホみたいな膨大な規模(何千億ドルって桁だったと思います)で持ってるそうで、ギリシャが離脱してデフォルトしたら、ドイツ国民の預金が全てふっ飛ぶため、ドイツは絶対にギリシャや他の地中海諸国を離脱させないそうです。

もうね、終わってますよ。
なにそれ?ってカンジです。

ユーロなんかに加盟しなきゃ、ドイツ国民の預金も年金も安全でいられたのに。。。

ギリシャもギリシャで、ユーロなんかに入らなきゃ、誰もギリシャみたいな小国にここまでお金貸してくれる金融機関なかったから、こんなに借金膨らむことはなかったのに。。。

しかもデフォルトもさせてもらえないため、ギリシャ国民はどんどん貧困化しています。

ユーロに入って、もともと貧乏だった国はIMFやら商業銀行に借金漬けにされ、債権国のドイツ国民の預金が危機にさらされるってゆー。

ユーロ圏の国の人々は債務国も債権国もみんな負け組ですよ。

唯一の勝ち組はIMFと銀行で高い報酬もらってる連中です。

返済能力がない国にどんどん借金させて、もしその国がデフォルトしたら、ユーロ圏内の銀行の預金者の預金を没収すればいいだけですから。

銀行が潰れても、自分たちはそれまでにガッポリ高給稼いでるんで、そんなに懐は痛まないでしょう。
銀行がより多くの人々を食い物にしやすいための仕組みがユーロっていう認識です。
絶対に最初の着想はこれだと思います。

マネーを生み出す怪物のストーリーの時代から発想は変わってないはずですからね。

銀行がより多くの利益を得るために、欧州中央銀行を作ることにした。
ヨーロッパの人々全員を食い物にして自分たちの利益を最大限に引き延ばすために。

でも本当の目的は隠さないといけない。
じゃ、ヨーロッパ内で自由に人や物が行き交う、より自由な社会のための仕組みだと宣伝しよう。

、、、ECBという中央銀行を新しく作ってるところで本当の目的はバレバレですよ。

No title

なるほど、国が国を支配する為の組織と思いきや、実は銀行や金貸しに支配され盗る組織なのですね。・・・・・うーん。どう考えても、この際、銀行や金貸し共には地獄に墜ちて頂かねば納得できませんね。
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