米FRBが市場との対話に失敗

米FRBが市場との対話に失敗、フォワード・ガイダンスは効果なし
ロイター 7月26日(金)13時29分配信

7月25日、米連邦準備理事会(FRB)が債券購入の規模縮小に関するヒントを示したことに対し、市場はFRB当局者の発言ではなく行動を注視するようになってきている。

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が債券購入の規模縮小に関するヒントを示したことに対し、市場はFRB当局者の発言ではなく行動を注視するようになってきている。

量的緩和の終了は即座の利上げの前兆ではないとのバーナンキFRB議長発言は注目されず、債券市場の利回りは急上昇した。これはFRBの金融政策の先行き見通しを示す指針である「フォワード・ガイダンス」が思惑通りの効果を発揮していないことを示している可能性がある。

思惑通りにいかなかったことは、FRB当局者が市場に安心材料を与えるために躍起になって発言している姿を見れば一目瞭然で、結果的にある程度市場の安定化につながった。

FRB当局者は意図を伝えることにより、投資家が金利と資産買い入れという2つの異なる政策手段を区別するようになると信じている。

ただし、FRBが債券購入の規模を「拡大または縮小する」可能性を示したほんの数カ月後に、規模拡大の可能性を突然遠ざけ始めたことが、多くのアナリストを混乱させ、当局者発言への不信感が強まった。

こうした不信感が債券市場での売り、新興市場からの資金流出、より広範には市場のボラティリティの高まりにつながった。

欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(英中央銀行)が同じようにフォワード・ガイダンスの導入を視野に入れているが、誤った方向に導かれているのだろうか。

イングランド銀行の金融政策委員を務めた経験のあるアダム・ポーゼン米ピーターソン国際経済研究所所長は、「一段の手段を打つことを政治的な観点から恐れているが、見通しの悪化をどうにかしたいと考える中銀は、実際の政策の代わりに無駄話に走る。それが『フォワード・ガイダンス』だ」と批判している。

<FRBのジレンマ>

FRBに政策上の縛りがあることは明らかだ。FRBは2008年12月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロ近辺まで引き下げた。金利が下限まで押し下げられる中、FRBは成長促進のための別の手段を見つける必要がある。

長期金利を押し下げるための債券購入がその1つで、実質のゼロ金利政策が維持される時期の目安も示している。

FRBはこうした金利動向に関するフォーワード・ガイダンスが効力を発揮する政策手段だと考えてきた。市場にFF金利が長期にわたり低水準に据え置かれることを確信させれば、全ての金利を押し下げることができるからだ。

しかし、FRBが月額850億ドルの債券買い入れを縮小し、最終的に終了するとの観測が広がり、市場は大きく動揺した。

世界中の株式市場で売りが加速し、FRBの量的緩和により資金流入の恩恵を受けていた新興市場からは資金が大量に流出した。

もっと懸念すべきなのは、米国の指標10年債利回りが2カ月未満の間に1.63%から一時は2.74%と、1パーセントポイント以上上昇したことで、始まったばかりの住宅市場の回復を阻む恐れもある。

バランスシートが3兆5000億ドルもの規模に膨らむ中、FRBは資産買い入れの拡大については次第に口を閉ざすようになってきており、フォワード・ガイダンスが次第に政策手段の鍵となってきているのかもしれない。

バーナンキ議長は景気を一段と刺激するため、FRBが6.5%という失業率の数値基準を引き下げる可能性があることを示唆した。これはFRBが金利を引き上げるかどうかを検討するきっかけになる水準だ。

ただ、FRB内部でさえも、こうした手法がうまく効果を発揮するかについて懐疑的な向きがいる。エコノミストらによる2012年の報告書で、米セントルイス地区連銀は、こうした約束や言葉の主要な政策手段としての効果に懐疑的な見方を示していた。

報告書の著者は「フォワード・ガイダンスにより、うまく長期金利を制御できるようになるかどうかは判断が難しい」との見解を示した。

<フォワード・ガイダンスは失敗との見方>

FRBが債券購入の規模縮小のプロセスと、金利引き上げ開始を区別しようとしたことが、フォワード・ガイダンスが失敗した例として挙げられる。

バーナンキ議長は債券購入の規模縮小計画を示した際、景気支援から手を引く段階には至っていないと投資家を説得しようと試みた。

ただ市場はこのメッセージをほとんど無視した。

TDセキュリティーズのエリック・グリーン氏は、フォワード・ガイダンスは失敗だったとの見方を示している。

少なくとも2015年まで利上げを行わないことを示すFRBの予測にもかかわらず、先物市場は現時点で、早ければ2014年秋の利上げを織り込んでいる。

ポーゼン氏は「発言だけでは金利をコントロールできない。もし発言を行動の代わりにするなら、金利は上昇する」と述べている。

(Pedro Nicolaci da Costa記者;翻訳 青山敦子;編集 山川薫)

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政治家はいつも誰か非難を向ける対象を見つけようとするんですよ ジム・ロジャーズ 2013年6月17日



D:先週出てきた2つのニュースのうちの一つについてまずお聞きします。ドイツ銀行がシンガポールに新しくゴールドの保管場所を作るそうです。200トンまで保管することが出来るそうです。そして中国は国内の取引所で扱われる2つ商品をゴールドで裏付けることを承認しました。これら両方の商品の取引は増えてきています。ジム、これらの商品が売れているという事実がゴールドの需要に対して送っているメッセージは何ですか?

ジム:私はシンガポールに住んでいます。はい、ドイツ銀行はシンガポールにゴールドの保管所をオープンさせました。他にもシンガポールにゴールドの保管所をオープンさせた人たちがいますよ。彼らがそうした理由は様々ですが、多くの人々はゴールドや資産をヨーロッパから引き揚げたいと思っています。中国に関しては、はい、中国国内では数年前からゴールドに対して大きな需要があります。私は中国は近い将来に、世界一ゴールドを買っているインドを抜くと思っています。その理由の一部は、インドでは人々がゴールドを買わないように、或いは買う量を制限するように、政治家が出来るだけの努力をしているからです。

D:そうです、インドの財務大臣が国民に対して彼らのゴールドへの需要を下げるように何度も繰り返し言っています。彼は「大量のゴールドの輸入は、現在の負債を増大させ、インドルピーの価値を下げるのでインド経済にダメージを与える。」と言っています。ジム、この財務大臣の考え方についてどう思いますか?

ジム:政治家はいつも誰か非難を向ける対象を見つけようとするんですよ、ダニエラ。メディアだとか、農家だとか、誰か他の人をね。インドは原油とゴールドを輸入しすぎています。そして彼らはそれらに対して何も出来ない。だから彼らはゴールドを非難することにしたんですよ。自分たちの問題の責任をゴールドになすりつけてゴールドを非難することにしたんですよ。政治家は自分たちの政策のせいでこれらの問題が起きたんだから辞めなくてはいけないですよ。
でも彼らは国内でのゴールドの需要を下げさせようとしている。先週、彼らは言ったばかりですよ、もしゴールドに対する需要がこれでも下がらなかったら、もっと対策を取るってね。これがゴールド市場が弱くなっている理由の一つです。フランスも似たようなことをしています。そしてドイツも。これはおかしな話ですよ。政治家はいつも誰か他の人や物を非難しようとするんですよ。

D:昨年12月に話した時に、あなたはゴールドは2011年から上がってないが、価格修正が起きても驚かないと言っていました。そして5月にゴールド価格が急落しましたが、今現在あなたはゴールドについてどう思っていますか?

ジム:ゴールドに価格修正があったのはいいことですよ。12年も価格が下がらなかったんですから。どんな商品でも12年間も価格が上がり続けるなんて普通ではないことですから。ゴールド価格が修正されてホッとしていますよ。でなければ、大惨事になり得ますから。現時点では多くの人々がゴールドに対して弱気になっていますから、買ってもいいと思いますが、少しだけです。あまり沢山は買いません。もしこれから価格が上がっても、私はすでに十分持っていますし、ここから価格が下がればもっと買います。まぁでもとにかく、今は底値に近い状態だと思います。なぜならゴールドにとても弱気な人が沢山いますから。急に弱気な人たちが現れたのは驚きですが、とにかく沢山いますよ。

D:ゴールドに弱気な人々の話しが出ましたが、エコノミストのヌリエル・ルビーニ氏が今後2年間でゴールドは1000ドルまで下がると言っていましたが、どう思いますか?

ジム:ルビーニ氏は全ての予測をはずしていますよ。一度だけ当たったときがありましたが、その時でさえ、理由が間違っていました。なので私は彼の発言に一切注意を払いません。彼はゴールドについて何も知らないと思います。彼は「ゴールドは絶対に2000ドルにならない!」と断言していましたが、1920ドルにまで行きました。これは2000ドルにかなり近い数字です。なので、もしあなたがアドバイスが欲しいなら、ルビーニ氏よりKitcoからアドバイスを得るほうがいいでしょう。

D:ジム、あなたは「ゴールドが下がればもっと買う」と言っていましたが、4月にだいぶ価格が下がりました。この価格の下落はあなたの気を引きましたか?

ジム:少しのゴールドと少しのシルバーを買いましたよ。当然、私の気を引きましたよ。たったの1,2週間で何かの価格が30%も下がれば当然私の気を引きます。

D:あなたはプラチナとパラジウムを持っていますか?

ジム:はい、プラチナとパラジウムを持っています。ゴールドのほうをより沢山持っていますがね。でもそれらの金属も持っています。それらに対しては楽観視しています。特に今これらの金属の原産国であるジンバブエや南アフリカが経済的に良くないですから。これから良くなるかも知れませんが、悪くなるかもしれないですからね。

D:ジム、これらの新興成長市場の通貨が直面しているプレッシャーに対して注目していますか?これはゴールド価格を押し上げる要因の一つになりますか?

ジム:通貨にプレッシャーがかけられる時は常に、お米、シルバー、ゴールド、なんであっても、実物資産にとってはいいことです。通貨の価値が下げられている状況の中では、人々は自分自身を守るための物を欲しいと思うんです。そしてゴールドとシルバーが殆どの人々にとっては一番簡単な手段なんです。

D:では、最後に投資家たちに何かアドバイスをお願いします。

ジム:そうですね、政府はゴールドに否定的です。私が言ったように、フランスとドイツはゴールドの購入に制限をかける方策をとろうとしています。そしてインドに関してはそれは明確です。しかし、もしゴールド価格が下がれば私はもっと買います。申し訳ないが、私は自分のゴールドを売りませんよ。なぜなら2,3年後にはゴールドはもっともっと高くなりますから。今は有史以来初めて世界中のメジャーな中央銀行がお金を印刷して同時に通貨の価値を下げている状況なんです。あなたのゴールドを売ってはいけませんよ。

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「アベノミクスが新たなリスク」 IMFが初めて指摘

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 【ワシントン=山川一基】国際通貨基金(IMF)のブランシャール調査局長は9日、安倍政権の「アベノミクス」が世界経済の「新たなリスクだ」と指摘した。一方、IMFは同日、最新の世界経済見通しで、日本の2013年の実質成長率予想を前年比2・0%増に上方修正した。(朝日新聞デジタル)

(訳者:IMFって、ついこないだ日本の量的緩和を支持してたと思うんですが。。。)

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異次元緩和、「効果はしっかり働いている」 日銀の黒田総裁が支店長会議で

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 日銀は4日、東京都内の本店で支店長会議を開いた。黒田東彦総裁はあいさつで、4月に「異次元」の金融緩和策を導入した後、「わが国経済は順調に回復への道筋をたどっており、その効果はしっかりと働いている」と自信を示した。(産経新聞)

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牛乳、秋にも値上げ 大手3社、円安によるえさ代高騰で

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