私たちは次の2つのうちのどちらかが起きる時点に近づいてきています by ジム・ロジャーズ 2013年6月23日

When asked if we’re seeing forced liquidation leading the smash down in gold this morning, Jim said, “We certainly are. There are a lot of leveraged players who are now being forced to sell. Usually when you have this kind of forced liquidation, you’re getting closer to a bottom, maybe not the final bottom, but certainly close to a bottom. I even bought a little bit [today].”

6月23日(このインタビューが行われた日)の朝にゴールド価格が急落したのは、ゴールドを強制的に売らなくてはならなくなった人たちが沢山いたためか?との問いに対して:

「明らかにそうです。レバレッジをかけている沢山の人たちが売らなくてはならなくなってます。このように強制的に売らなくてはならない人たちが沢山いる場合、通常は底値に近い状態になっているというサインです。最終的な底値ではないかもしれませんが、一つの底値であることは明確です。私は今日少し買いましたよ。」
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With regard to the intense bearish news stories being published on gold, Jim suggested investors shouldn’t ”Pay [much] attention to other people. I pay attention to what’s going on…Obviously with gold collapsing I know about that—but I don’t listen to other people.”

ゴールドに関する非常に弱気なニュースが巷に流れていることについて:

「他人が何と言っているか?にあまり注意を払わないことです。私は実際に何が起きているのか?に注意を払います。。。ゴールド価格が下落しているのは当然私は知っていますよ、しかし他人の話を聞かないことです。」
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Over the last few years Jim has spoken extensively on shorting government bonds, and more recently, the 10-year U.S. treasury yield has rocketed higher (with a corresponding collapse in value). When asked if now is a good time to be covering those short bond positions, he explained that, “I’m grappling with that question as we speak…I’m not short government bonds, [but rather] I’m short junk bonds on the theory that they will suffer the most when the bond market finally breaks. The junk bonds will go first, [along with] emerging market bonds. So I’m trying to figure out what to do, but I am not covering my shorts [just yet].”

過去2,3年間に渡ってジムはアメリカ国債の空売りについて話してきました。そして最近10年国債の利回りが急激に上がりました(それと共に価値が急落)。空売りしたものを買い戻すタイミングとして今がいいのか?との問いに対して:

「今こうやって話をしている間も私はそれについて考えているところですよ。。。私は国債は売ってません。それよりジャンク債を売っています、なぜなら、債券市場がとうとう崩壊する時にはそれらが一番ボロボロになりますからね。ジャンク債と新興市場の債券がまず最初に死にます。なので私はどうポジションを取ろうか考えているところです。しかしまだ空売りの買い戻しはしませんよ。」

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Commenting on the Fed’s historical ability to control the bond market, Jim said, “We’re getting to that point where either one of two things are going to happen; either central banks are going to stop all this [money printing], or the market is going to force them to stop it. It looks like we may be having a juncture of both…where the Fed is getting worried…and at the same time, the market is jumping in and saying, ‘Yes, it’s insane what you’re doing, and this has to end.’ So we may have a healthy convergence of both. And if it’s not ending now, it’s going to end sometime in the next year, because this cannot go on—it’s too insane.”

中央銀行(FRB)が債券市場をコントロールすることに今まで成功してきたことについて:

「私たちは次の2つのうちのどちらかが起きる時点に近づいてきています。中央銀行たちが自ら通貨の印刷を止めるか、市場が中央銀行たちに通貨の印刷を強制的に止めさせるか。この両方が合わさった状況になりそうな感じがしますが。。。中央銀行が心配し始めている状況がこれです。。。そしてそれと同時に市場が「そうだ、お前たちのやっていることは狂気の沙汰だ。なのでこれは終わらなくてはならない。」と言うんですよ。なので両方(中央銀行と市場)で健全な収束が行われるかもしれません。それがもし今終わらなくても、来年のいつかに終わります。なぜならこれ(通貨の印刷)は継続出来ないものだからです。あまりに狂っているんですよ。」

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When asked about the explosive riots occurring in Brazil, Jim warned to prepare for much more, in that, “This is the first time in history where you’ve had all the central banks in the world printing money at the same time. Europe, Japan, America, and the UK, all, are frantically trying to debase their currencies…I’m afraid that in the end, we’re all going to suffer perhaps, worse then we ever have, with inflation, currency turmoil, and higher interest rates. As I say, this has never happened before, it’s never been a good policy in the long run, so I’m afraid we’re all going to suffer for the rest of this decade from this crazy, crazy money printing.”

ブラジルで爆発的な暴動が起きたことについて、ジムはこれからもっとこのようなことが各地で起きると言います。なぜなら:

「今は史上初めて、世界中の中央銀行たちが同時に通貨を印刷している状況なんです。ヨーロッパ、日本、アメリカ、イギリス、これら全員が自国通貨の価値を下げることに血まなこになっているんです。。。私は心配していますよ、多分今まで誰も経験したことのない苦しみが最終的に待っていますから。インフレ、通貨の混乱、そしてより高い金利です。さっき言ったように、これは今まで起きたことがない状況なんです。通貨の印刷が長期的によい結果を残した政策であったことは歴史上一度もありません。なのでこの狂気の沙汰である通貨の印刷のために、今後10年に渡って世界中が苦しむことになると私は思っています。

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As a final comment to investors looking to protect themselves from these impending disasters, Jim said, “The way to protect yourself is to own real assets…because that’s the only thing which will protect you as currencies debase.”
“If you have money in the financial system and the financial system collapses,” he added, “even though you may have done nothing wrong—you may suffer because somebody else did something wrong. So you need to be very careful about where your assets are in the financial system, or have strict control over them yourself, so that you’re not going to lose them.”

これらの大惨事から自身を守ろうとしている投資家たちに対してのコメント:

「自分自身を守る方法は、実物資産を持つことです。。。なぜなら通貨の価値の下落から自身を守れる方法がそれしかないからです。」

「金融システムの中にお金を置いているのであれば、金融システムは崩壊しますよ。」

「あなたが何も間違ったことをしなかったとしても、あなたは苦しむことになります。なぜなら他人が間違ったことをしたからです。なので金融システムのどこに自分の資産があるのかについてとても注意しなくてはなりません。或いは資産を失わないように自分自身で金融システムのどこに資産を置くか厳しく管理することです。」

(訳者:例えば投資ファンドなどを買うと、実際にその会社が何に投資しているのか把握出来ない状態です。ちゃんと自分で把握出来るように自分でどこに投資するか決めて自分で売買しろ、他人にお金を預けるな、と言っているのだと思います。)

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Bull Market Thinking

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世界の金需要、4年ぶりの低水準

世界の金需要、4年ぶりの低水準

2013年8月16日 11:23 (AFPBB News)

【8月16日 AFP=時事】4~6月(第2四半期)の世界の金需要が、価格の下落によるインドと中国からの需要の急増にもかかわらず、4年ぶりの低水準に落ち込んだ。業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(World Gold Council、WGC)が15日発表した。

 第2四半期の金需要は前年同期比12%減の856.3トンとなった。これは、投資家がブリオンファンドをやめたことと各国中央銀行が購入を削減したためである、とWGCは指摘している。 

 一方で、米国の景気回復の兆しにより同国の景気刺激策が予想より早く縮小するとの不安から金価格が下落。これを受け世界の主要金消費国であるインドと中国では需要の急上昇がみられた。

 金価格は今年約20%下落しており、WGCは「一部の投資家は安全な避難先を金に求める理由が薄れてきたと判断した」 と報告している。

 金価格の急速な落ち込みを受けて、第2四半期には投資信託が保有する金が約400トン減少した。金額ベースでは前年同期比23%減の390億ドル(約3兆8000億円)だった。

 WGC投資担当マネージングディレクター、マーカス・グラッブ(Marcus Grubb)氏によると、第2四半期では投資売却と地金、金貨、宝飾品の需要急増の間で「市場でバランスを取り戻す」動きが見られたという。(c)AFP=時事/AFPBB News

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(訳者のコメント)
数字の解釈の仕方によって、このようなストーリーが出来上がるのだな、、、とある意味関心します。
ジム・シンクレア、エリックス・プロット、アンドリュー・マグワイヤ、ジェームス・タークなど、世界的に有名なゴールド投資家は、5月の注文分が未だ納品されていないケースがあるほど、実物ゴールドの需要が高いと発言しています。

 <追記>

AFP通信社はフランスの大手メディアだそうです。

先日、訳したジム・ロジャーズのインタビューの中で彼は
「政府はゴールドに否定的です。私が言ったように、フランスとドイツはゴールドの購入に制限をかける方策をとろうとしています。」
と発言しています。

このゴールドに対するフランス政府の意向と、フランスを代表する新聞社であるAFPのこの記事は関係あるんだろうな~、、、と私は思います。

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給与増えず物価上昇…消費者心理2か月連続悪化

給与増えず物価上昇…消費者心理2か月連続悪化


 内閣府が9日発表した7月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の一般世帯、季節調整値)は、前月より0・7ポイント低い43・6と、2か月連続で低下した。

 給与が上がらない一方で、生活必需品の値上がりが続いており、今後の収入や暮らし向きに不安を持つ人が増えたことが要因だ。
(2013年8月9日20時14分 読売新聞)

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国の借金「刷って返せばいい」 麻生財務相

国の借金「刷って返せばいい」=財政ファイナンスを容認?-麻生財務相

 麻生太郎副総理兼財務・金融相は17日、横浜市内で行った講演の中で、国の借金が膨らんでいる問題について

「日本は自国通貨で国債を発行している。(お札=日銀券を)刷って返せばいい。簡単だろ」

と述べた。財政法が禁じている、財政赤字を日銀の貨幣発行で穴埋めする「財政ファイナンス」を連想させる発言だけに、会場からどよめきが起きた。

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初の1000兆円突破=「国の借金」膨張止まらず

初の1000兆円突破=「国の借金」膨張止まらず―1人当たり792万円・6月末

 財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1008兆6281億円になったと発表した。社会保障費など歳出増加に伴って借金の膨張に歯止めがかからず、3月末から17兆270億円増え、初めて1000兆円を突破した。日本の厳しい財政事情が改めて浮き彫りになった。(時事通信)

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分かり易い例

下は8/2(金)のゴールド、シルバー、ドルの24時間の動きです。

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上から、ゴールド、シルバー、ドルです。

前日に「米FRB、量的緩和を継続 連邦公開市場委員会で決定」のニュースが流れ、取引開始の朝の10時にドルが急激に下がり、ゴールド、シルバーが急激に上がっています。

そして下が同日の日経平均

nikkei aug 2

通貨の大量印刷が何を引き起こすのか、分かり易い例だと思ったので、紹介することにしました。


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米FRB、量的緩和を継続

米FRB、量的緩和を継続 連邦公開市場委員会で決定

朝日新聞デジタル 8月1日(木)3時20分配信
 【ワシントン=山川一基】米連邦準備制度理事会(FRB)は7月31日午後(日本時間8月1日未明)、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で、現在の量的緩和政策を継続することを決めた。実質的なゼロ金利政策も続ける。

 FRBは米国債など850億ドル(約8兆3千億円)の金融資産を毎月購入し、大量の資金を市場に供給している。声明では「失業率は依然高止まりしている」と指摘し、景気回復を下支えするために量的緩和を続ける、とした。

 FRBのバーナンキ議長は前回6月のFOMC後の記者会見で、雇用市場が順調に回復すれば今年後半に量的緩和を縮小する道筋を示した。景気の緩やかな回復を受け、FRB内にも早期の緩和縮小を唱える声が増えており、9月17~18日の次回FOMCでの判断が注目される。



(訳者:以下はピーターシフが3年前にインタビューで述べた内容です)

「彼らは量的緩和を続けます。なのでそのうちドルの価値が下がり続け、商品価格が上がり続けます。そしてどれだけのインフレになっているのか隠そうとする政府の必死の努力も虚しく、消費者物価指数が上がりだします。最初は彼らはコアだけだから大丈夫ですよ、と言います。次に、食べ物とエネルギー価格だけ年間10%、15%、20%上がるくらい大丈夫ですよ、と言う。しかしどこかの時点でインフレ率が明らかに高くなりますが、中央銀行は金利を上げてインフレを抑制することは出来ないといいます、なぜならまだ失業率が9,10,11%もありますから、と言って、QE2(量的緩和2)、QE3、QE4、そしてずっと続け、国債をもっともっと買い続けます。そしてそのうち、底が抜けてしまい、ドルはより早く下がりだし、中央銀行が買っていない債券の全ての金利が急激に上がりだします。国債利回りは中央銀行によって抑制されるかもしれませんが、地方債利回りは急騰し、社債利回りも急騰します。そして中央銀行はそれらの債券も買うべきかどうか考えるようになります。そしてもし、中央銀行がそれらも買うことにしたら、通貨が完全に崩壊します。そして全てが同時に崩壊するんです。」

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