一度量的緩和をスタートさせてしまったら、永遠に量的緩和を続けなくてはいけなくなる by ジム・シンクレア 2013年5月23日

As the market panic demonstrates, central banks are stuck on a treadmill of money printing
(Telegraph May 23rd, 2013)

"Oh what a tangled web central bankers weave when they practice to deceive… Last night’s panic in Tokyo, where the Nikkei dropped a stomach churning 7 per cent, demonstrates just how difficult it’s going to be for the world’s central banks to exit their loose money policies."

Jim Sinclair’s Commentary

I would suggest Japan is a good example of once you QE you have to QE to Infinity.

Once you start QE you do not dare pull even one inch away from it or your bond and stock market will be pummeled all to hell, killing any economic recovery stone cold depression dead.


市場でのパニックが示すように、中央銀行たちはお金の印刷から抜け出せない状態です。
(テレグラフ 2013年5月23日)

「中央銀行たちは民衆を欺くために、なんてこんがらがったネットを編み出してしまったんしょう、、、日経平均が胃が痛くなるほど7%も下落した東京の昨晩のパニックは、世界中の中央銀行がこの先、彼らの緩い通貨政策から抜け出すことがどれだけ難しいことか示しました。(続く。。。)」

ジム・シンクレアのコメント

日本は、一度量的緩和をスタートさせてしまったらもう二度と止められない、永遠に量的緩和を続けなくてはいけなくなることの良い例だと思います。

一度量的緩和を始めたら、1インチも引くことは出来ない。引いた場合、株式市場が地獄まで打ちのめされ、どんな経済的復活も殺されてしまい、恐慌になってしまうからです。



(訳者のコメント)-------------

量的緩和 = 日銀が財務省から国債を買って、通貨を発行して財務省に支払う。

今の日本の場合、量的緩和で通貨の供給量が膨大に増えるということで、日本円の下落が止まらず物価が上昇しています。日本円の下落を止める唯一の方法は、量的緩和を止めることですが、量的緩和を止めると、株式市場が暴落します。なぜなら日本円の供給量が増え、株が上がることが見込まれて買われているからです(量的緩和バブルです)。あと、量的緩和を止めるということは、現在世界で日本国債を買っている唯一の存在だろうと言われている日銀が買わなくなるわけですから、価格が下落し金利が上がってしまいます。国債価格の下落を止め、金利上昇を止めるためには、

やっぱり日銀が国債を買い続けるしかない=通貨を発行し続けなくてはならない=通貨の価値の下落は止まらない=物価上昇は止まらない

という状況にはまってしまいました。

オーストリア学派の人々は全員、何年も前から、「量的緩和は経済を復活させない、それどころか悲惨なハイパーインフレにを引き起こす。」と警鐘を鳴らしてきています。
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