キプロスでプーチンがIMFを踏み潰した後、次の危険 by ジム・シンクレア 2013年3月20日

キプロスでプーチンがIMFを踏み潰した後、次の危険

ジム:世界の経済を動かしているリーダー達が天才で、未来が見通せて、何をしたら何が起きるかを神に近い能力で全ての動きを計算出来るという考えは間違っています。IMFは巨大なミスを犯しました。

もしロシアがキプロスの銀行を救済すれば、それは主権国家がIMFをしのぐということになります。

これはIMFにとって受け入れられないことでしょう、なぜならそれはIMFが沢山の国々に長年与えてきた影響力を失うということになるからです。もし一つの国がIMFのことを無視してしまえるようになったら、IMFが威厳を取り戻すことがとても困難になるからです。

この否決された、預金者への税金の法案は、銀行救済で今まで使われてきた手段を完全に方向転換させるものです。IMFが手段を変れるということは、それは約束を破るということです。なぜなら他の国々は同じ手段で救済してきたのですから。

ずっと同じ手段を数年に渡って使ってきて、そして急に、「そうね、キプロスは小国だし、ロシア人は友達のグループに入ってないから。」と言って、キプロスを見放し、そこへロシアがやってきてキプロスを救済すれば、IMFは約束を破ったことで、負けとなります。

IMFと国との約束は言葉だけで行われるのではなく、行動でも行われてるんです。今までIMFは他の国々を同じ手段で救済してきました。それは預金者は傷を負わないというものです。世界中の中央銀行が協力してスワップや、直接行動を起すことで有事に対応してきました。(訳者のコメント:量的緩和でお金を大量に発行して銀行を救済してきた、ということだと思います)この流れは、キプロスで何が起きたかを見れば分かるように、もう止められないんです。

銀行を救済するために自分たちの預金が没収されると人々が恐れ、もし他の小国で取り付け騒ぎが広がれば、世界中で取り付け付け騒ぎが始まります。

EK: IMFはここから立ち直れると思いますか?

ジム:はい、しかしとても難しいと思います。もしIMFが世界の金融のスポークスマンであり続けたいなら、スペイン、ポルトガル、イタリア、などの国々を救済したのと全く同じ方法で、キプロスを救済しりしかないでしょう。

EK: 今回の出来事はロシアとプーチンにとってどれだけの勝利だったのでしょう?

ジム: とっても大きな勝利ですよ。殆どの人たちは理解していないと思いますが、世界のリーダー達はよく理解しています、或いはこれから理解するでしょう。プーチンはIMFを負かしたんです。IMFはワシントンDCにあります、というより、IMFはワシントン(アメリカ政府)そのものなんです。なのでこれを冷戦の観点から見れば、ワシントン対モスクワとなるんですが、今回の試合はモスクワが勝ったということです。

ここから、ゴールド価格が紙市場から現物市場にパラダイムシフトするのは、確実です。西洋はゴールド価格を操作(空売り)してきましたが、今回のキプロスでの大失敗の結果、価格操作するコントロールを失う時期をもっと早めてしまいました。


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