<逆オイルショック>資源国通貨が総崩れ 世界経済に懸念 国際原油価格が夏場以降5割近く急落する中で、資源輸出に依存する新興国の通貨が急落している。ロシア・ルーブルの価値は年初以来、対ドルでほぼ半減。南米、アフリカでも今年の通貨下落率が2ケタに達する資源国が続出するなど、「逆オイルショック」とも言える様相だ。ロシア中央銀行は16日、通貨防衛のため政策金利を10.5%から17%に大幅に引き上げたが、金融引き締めは経済をさらに冷え込ませるリスクをはらむ。高成長を続けてきた資源国経済の動揺は、世界経済にとっても懸念要因になってきた。(毎日新聞)
--(訳者)--------
オイルが下がり始めた最初の頃は、「ドルが上がったからだろう」とオーストリア学派のニュースサイトで言っていました。しかし最近ジム・ロジャーズとジム・シンクレアは「オイルが下がっているのは、イランとロシアに制裁を加えるために、アメリカがサウジアラビアにオイル価格を下げるように指示したからだ。」と話しています。
昨日のジム・シンクレアのブログには、「これ以上オイルの下落が続くとCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が引き起こされ、もしどこかの金融機関がその支払いが出来ないとなると、リーマンと全く同じシナリオになる。」と書いてありました。CDSの仕組みがよくわからないので、あまり理解できてませんが。
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