これはフランス革命の前のフランスとイギリスのジョン・ロー以来の最大の出来事になります by ダグ・ケイシー 2016年3月17日



(02:28-06:03 )

ジェフ:、、、(省略)、、、その前に市場全体について話しましょう。前回私がにあなたにお会いしたのは昨年の夏でした。バンクーバーで。私達はその時、「来年はとてもひどいことになる」と予想しました。私はもっと早い段階でわるくなると予想し、実際に2015年の3期目に危機や崩壊があちこちで起きました。なので2016はもっとひどいことになると思っていましたが、今私達はどこにいるとあなたは思いますか?

ダグ:正直に言って、私達は断崖絶壁の上にいると思います。私がいつも使うアナロジーは、「私達は2007年に巨大なハリケーンに突入し、ハリケーンの最初の部分を2008年と2009年に経験しました。どれだけ恐ろしくてひどいものだったか、みんな覚えていると思います。この金融ハリケーンは非常に大きなものなので、ハリケーンの目(台風の目)も大きかったんです。2010、2011、2012、2013、2014、2015年。そして今私達はハリケーンの目を出て、また嵐の後半に入りました。そして今回はいままでよりずっとずっとずっと悪いものになり、とてもとても違うものになり、2008年、2009年に起きたものよりずっと長く続くことでしょう。

これは本当にひどいものになりますよ。なぜなら、あれらのバカな各国政府どもが間違っていることをしているだけでなく、正しいことと正反対のことをしているからです。ジェフ、これはフランス革命の前のフランスとイギリスのジョン・ロー以来の最大の出来事になりますよ。これは非常に大きな出来事になります。

ジェフ:私もそう思います。私はずっと言ってきてるんですが、、、今日は資本にとって人類史上、一番危険な時期だと思っています。今後1,2年で多くの資本が失われるでしょう。世界のあちこちの政府が国民の資産を没収したり、没収しないものに対しては税金や規制をがんじがらめにかけています。あなたは政府がバカだと言いましたが、政府や中央銀行は完全にバカだと思いますか?或いは、彼らは経済を崩壊させる計画を何かしているのでしょうか?

ダグ:私はそのような計画をしていると思いません。まずバカを定義しましょう。政府や中央銀行で働く人達は実際には高いIQを持っています。大学入試テストやSATを受ければ、良い結果を出すでしょう。IQ110、120、130、、、。私はバカを定義するのにそのようなことを言っているのはありません。バカのより良い定義は「意図せずに自滅に向かう傾向」ということです。これを彼らはやっているんです。彼らは沢山のあべこべなアイデアを持っていて、それらを他の人達に強制する権力を彼らは持っています。そしてより悪いことは、世の中の一般の人、率直に言って、チンパンジー程度に物事を考えられる人のことですが、彼は政府に入って社会のために働くことが「ベストで、一番賢い考えだ」と考えます。しかし政府や中央銀行は良い人達ではありません。権力を使って人々をコントロールすることを望む、世の中で一番モラルが低く、最低な人達です。だから彼らは政府に引き寄せられるんです。犯罪者がマフィアに、ギャンブラーがラスベガスに引き寄せられるのと同じ理由ですよ。だからこれらの反社会的人格異常者たちが政府に引き寄せられるんですよ。そして彼らは当然、事をめちゃくちゃにしますよ。彼らは現在とてつもなく大きな権力を持っているんですから、それを使うに決まってるでしょう。(訳者:そういえばマークファーバーも同じようなこと言ってましたね。)これは本当に、、、今私達は、世界の歴史上重要なことを目の当たりにしているんですよ。私はラテンアメリカの自宅からそれをTV画面を通して鑑賞しているので何ともありませんが、アメリカの自宅の窓から目の当たりにしたら楽しむことなんて出来ませんね。

~~(中略)~~~

(13:07-20:47)

ジェフ:来年何が起きるでしょうか?何が起きる可能性があると思いますか?

ダグ:現在、世界最大のバブルは債権バブルです。マイナス金利ですが、私はそれは形而上学的に不可能だと思っていたものですが、可能なんだと証明されましたね。(笑)

ジェフ:ハハハ(笑)

ダグ:これは世界の歴史上最大のバブルです。今までこのようなことは起きたことがありません。なので、これは崩壊します。覚えていますか?債券は3つの側面からあなたの資本を脅かします。マイナス金利の脅威だけではありません。みんな忘れてしまったかもしれませんが、1980年代、アメリカ政府は国債に対して15%の金利を支払っていたんですよ。なので、金利面の危険があり、通貨の危険もあります。ドルです。”IOU Nothing"です。 ホットポテト(誰も触りたくない問題)です。最後はデフォルトの危険です。アメリカ国債はお金をいくらでも印刷するので、デフォルトしないかもしれませんが、他の負債(債券)はデフォルトの危険があります。これは大災害になります。不動産は先進国では金利と借りられたお金の上に成り立っていますから、不動産市場は破壊されます。そして株式市場については彼ら(政府)が何をするのか分かりませんが、通貨を崩壊させてるので、株式市場は上がるのかもしれません。なぜなら、それは何らかのエクイティですからね。しかし、ドルで貯金している一般的な国民、貯金できる余裕がある人のことですが、その人にとっては大惨事になります。なぜならドルはもう完全に死んでいるものですからね。(訳者:日本円も負けないくらい死んでますが。)

ジェフ:本当に信じられないですよね。マイナス金利ですが、形而上学的に不可能だ(笑)とあなたは言いましたが、私も2010年にこのニュースサイトを始めた頃、あなたが話した多くのことを私は予想し、それらは今現実となっていますが、マイナス金利については話したことはなかったですね。だって、債券を買って金利を自分が支払わなくてはならなくなるのであればそんなもの誰が買うんですか?(笑)しかし、人々は債券を買っています。何が起きているんでしょうか?なぜこんなにも多くの人達が債券を買っているんでしょうか?

ダグ:なぜなら、他に隠れる場所がないからです。もうお金を銀行に入れておくことは出来ません。なぜなら、キプロスの銀行がしたことと同じことをする可能性がどの銀行でもあるからです。キプロスの銀行は人々のお金を取り上げました。ベイルインと呼ばれるものです。私はそれも可能であるは思いませんでした。

ジェフ:ハハハ。多くの新しいことが可能であると私達は学んでますよね。(笑)

ダグ:あなたがお金を銀行に預けている時、実際にはあなたは自分のお金を銀行に貸しています。そして銀行があなたからお金を借りるためのお金(金利)をあなたが銀行に払います。(笑)これが大惨事になることは確実です。あなたが出来ることが何なのか、私には分かりません、金貨を買うこと以外にはね。しかし、小さな金貨を買うことですよ。法定通貨やフランス旧金貨のサイズのものです。クルーガーランドやメープルリーフのサイズのものでも大きすぎます。なぜなら、最近国境を2回ほど越えたんですが、その時に私は銀貨を持っていたんです。アメリカドル銀貨の大きさのものです。それは結構大きく、X線の機械を通すと金貨のように見えます。そして、2度とも私は止められ、持ち物をチェックされ、「金貨は持っているのか?」と聞かれました。

ジェフ:本当に?

ダグ:本当です。なので、明らかに政府は金貨を持っている人間を探す人間を社会にすでに配備しています。なので、大きなものを持ち歩かないことです。しかし小さなものであれば、5セントコインや10セントコインに見えます。

ジェフ:なるほど。

ダグ:これは非常に深刻なことです。そしてあと”キャッシュとの戦い”ですが、これも同じくらい非常に深刻な状況です。世界中で、キャッシュをシステムからなくしてしまう動きが始まっています。クレジットカードかi Phoneで支払いをしなくてはならず、キャッシュが使えないようにしようとしています。彼ら(政府)はこれを麻薬との戦いだとか、テロとの戦争だとか、言っていますが、それは全くの嘘です。完全なでたらめです。

(訳者:これは「キャッシュとの戦い」とか「キャッシュなしの社会」とオーストリア学派の人達が呼んでいるものですが、昨年秋くらいから、オーストリア学派の人達のサイトで頻繁に話題になっているトピックです。キャッシュを世の中から完全になくそうと世界各国の政府が動き始めています。その動きは急速に広まっていて、オーストリア学派の人達は懸念しています。キャッシュをなくせば麻薬組織が暗躍出来なくなるとか、テロリストが資金調達出来なくなる、と各国政府は言っていますが、お金を全てデジタルにしてしまえば、全てのお金の動きが完全に追跡可能になるので権力者にとって都合がいいからだ、とオーストリア学派の人達は言っています。没収とかワンクリックで完了しますしね。)

しかし、、これは本当に深刻なことです。あなたが銀行にお金を入れると年間-0.5%の金利がかけられます、ヨーロッパ全土でね。これは税金ですよ。平均的なムチで打たれる犬、世の中の殆どの人々たちのことです。彼らはただのムチで打たれる犬ですが、彼らがいつ反乱を起こすのか私には分かりません。しかし、ホワイトハウスと合衆国国議会議事堂の間のペンシルバニア・アベニューで、政府職員を十字架に貼り付けにした人々を見ることが出来たら、それほど健康的なことは他にないですね。(訳者:私はそんなものは見たくないです。)

ジェフ:ハハハ、十字架って。。。それは面白いですね。(笑)

ダグ:しかし実際には、政府職員が私達を貼り付けにする可能性のほうが高いですがね。なぜなら私達より彼らのほうがずっと数が多いですからね。なので、私達はかないませんね。

ジェフ:私もあなたと同じでそれに立ち会いたいですね。(笑)

ダグ:いえ、さっき言ったように、これらの狂ったチンパンジーたちが遣りあうのを私は見たいですが、暴徒の中に入りたくはないですよ。

ジェフ:そうですね。TVでいつか観れたらいいですね。(笑)で、マイナス金利であるにも関わらず、人々が債券を買っている話に戻りたいんですが、例えば、100億ドルのファンドを抱えた人がいるとします。今後2,3年を彼が生き残るためにどうしたら良いかをアドバイスをするとしたら、なんとアドバイスしますか?

ダグ:フゥ~(大きなため息)、私なら、何か爆発しなくて、乾いてなくなってしまわないものにお金を入れますね。農地はとてもいいです。生産性があり、作物を作れます。人々は常に食べ物は必要ですからね。私だったら債券は持ちませんね。株式なら買いますかね、これは債券市場が高くなりすぎているからです。この強気市場が終わるまでにここからまだ2倍くらいにはなるかもしれませんが。株式には注目しています。しかし、ゴールドは持たなくてはならないでしょう。シルバー、商品全般です。全てです。コーヒー、砂糖、、、これらは全て非常に安いです。私は金融商品よりもずっとずっと商品のほうに注目しています、この時点ではね。なぜなら、金融世界はおかしいですよ。これらのとてつもなく巨大な銀行や証券会社が、体育館くらいのサイズの部屋にトレーダーを置いて、買ったり売ったり、「NY、買って」、「シカゴ、買って」、「ロサンゼルス、売って、NYとシカゴが買ってるから」、、、これは狂ってますよ。これらの人達は何も有益なことを生み出していません。社会全体が金融化されすぎてしまっているんです。現在、市場の22%が金融だったと思います。本当の自由市場経済の中であれば、3~4%で事足りるはずです。これは資本を大きく無駄にしています。、、、まぁ、アメリカ政府がしてきたことの全ては資本の大きな無駄ばかりですが。もし私が大統領なら、暗殺される前に、まずすぐに、政府全体の90%をなくしてしまいすね、そしてそれで回るようにします。そしてその90%からまた90%をなくします。まぁ、本当は全部なくしてしまいたいですがね、しかし、それは出来ないでしょう。一般的な人のサイコロジーの脱線ぶりはとても高く、彼は、政府がなくてはならないものであると考えますから。まぁこれについてこれ以上話をしても無駄だと思いますが。

ジェフ:そうですね、政府はなくならないですからね。

ダグ:こういった哲学的なトピックについてはAnarcastで話しましょう。

ジェフ:そうですね。誰も政府を90%縮小するなんてことしないですからね、近い将来ではそれはないでしょう。崩壊するまでずっと借金を重ねますからね。


(訳者: そういえば、ジム・ロジャーズも3年前にこんなこと言ってましたね。まだ続きますが、ここで終わりにします。)


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PGさんへ

PGさんへ

インタビューの最後のほうで、ダグ・ケイシーが
「金鉱株は今とても安い。注目している。」
と話していましたよ。

私も買いたいけどな~、、、軍資金がないのよね~(涙)

bebetanさん

こんばんは。
翻訳ありがとうございます!!

かなり面白い内容ですね。
日本でも金貨を持っていたら没収なんて
将来的に有り得そうな話です。

金鉱株は、バリックゴールドの塩漬けが
まだかなり残っていますが、かなり解消されてきてホッとしているところです。

まだこれから売り崩されることもあると
思いますが、長期的には買いですよね。

Re: タイトルなし

> かなり面白い内容ですね。

ダグ・ケイシーのインタビューは私も面白いです。
ものすごく色んなことを深く考えている面白い人です。
そして自分の思ったことを全くオブラートに包まずそのまま言いますから、おもろすぎます。

ジム・ロジャーズはインタビューする側のメディアがどういうメディアなのか、インタビュアーの知識の深さや、インタビュアーとどれだけ気が合うか、などによって、自分の発言にどれだけオブラートをかけて話すかをコントロールしますが、ダグ・ケイシーいつでもどこでも常に同じ調子で、相手が誰であろうと自分の言いたいことを言っています。

ジム・ロジャーズとダグ・ケイシーは友達なんですが、2、3年前にダグケイシーとジムロジャーズが同時にインタビューを受けたんですが、面白すぎて今でも覚えています。ジムもダグ・ケイシーにつられて超、毒舌で言いたいことを言いたい放題で、めちゃ笑ったのを覚えています。

私は個人的にこの人、大好きなんですよ。

金鉱株は羨ましいです。軍資金があればマジ買いたいです。
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bebetan

Author:bebetan
UFO:  信じる
自由: 賛成
平和: 賛成
自然エネルギー: 賛成
本:  わら一本の革命

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