私はこの世の終わりの様な話をしたくないんですが、数週間分の食料を家に蓄えておくというのは 常識的なことでしょう。 by ダグ・ケイシー 2017年3月21日


(訳者:以下は今年の3月21日に公開されたダグ・ケイシーのインタビューです。自動音声入力機能を使って翻訳しましたので、文章の中に変なスペースが空いていますが、気にしないでください。)


(00:32 - 12:31)

グレッグ: 本日はお越しいただいて有難う御座います あなたが最近書かれた小説について話す前に、 多くの人たちは 私のように 今 起きていることについて あなたが何て言うんだろう と思っていると思います。debt ceiling (債務限度)が引き上げらることが決まり、 1%以下の低い成長率 経済の中、中央銀行が金利を上げると言っています。多くの 有名な マネー・マネジャー、 例えばマーク・ファーバーは株式市場は50%下落する と言っています。あなたの 大きな世界的視点を持って 株式市場で 今何が起きているのか 説明してください。

ダグ: そうですね。。。私たちは、私はいつも こう呼んでいるんですが、大大恐慌 に入ったところ だと思います。 なぜ 大大恐慌 かと言うと 1930年代に 起きたもの より ずっと ひどいものになるからです。 しかし それは 1930年代の物とは 非常に違うものになります。

これは2007年に始まりました。 こういう風に見てください。これが巨大な 金融のハリケーンであると。 ハリケーンの最初の部分に私たちは2007年から 2010年 にかけて入りました。 そして 過去数年間は、私たちは 大きなハリケーンの 大きな目の中に いたんです。 しかし今私たちはハリケーンの 後ろの部分に入りました。 そしてそれは非常に非常に 醜いものになります。

では、なぜ 過去の数年間 状況は良かったんでしょうか ?なぜなら 世界中の 政府が金利を ゼロだけではなく、 0以下にしたところまでもあったからです。 そして彼らは 兆の単位で 通貨を 作り出しました。 そうすることで ファイナンスの世界に 燃料を 入れたんです。 しかし それらの通貨はまだ存在します。 そして 今後それらが現れることになります。小売におけるインフレ という形で現れます。 今までは それらの通貨は金融市場のみでインフレを起こしていました。債権のスーパー バブル、株式市場バブル、そして世界の各地で不動産バブルを起こしました なのでこれはとてもとても 酷いものになります 心構えをしてください。

グレッグ: あなたが70年代に クライシス 投資 という本を書いた時、国の負債は 1兆ドル以下でした。そして今は 20兆ドル になっています。 先ほどあなたは今回のは前回のとは違う と言いましたが、 何が 違うんでしょうか?

ダグ: 世界中に存在する 負債の額は 当時から とてつもなく増えました。 壊滅的な ほど増えました。 負債は重要なことです。 アカデミックな意味のみで重要なわけではありません。負債が存在すると言う事は、 誰かが 他の誰かのお金を 借りているということです。 そして そのお金の返済が非常に非常に難しくなるということです。 今までは金利を 歴史的なレベルまで下げることにより、 どうにか返済 できるようにしてきたんです。 1980年から1982年の間、 多くの人たちはもう忘れていると思いますが、 政府の紙に対する金利は15%ほど でした。 アメリカ政府は 自分たちが 発行した 国債や債権に対して 15パーセントの金利を支払っていたんです。 しかし今では歴史的に低い水準です。 過去35年間下がり続けた金利がこれから上がるということは、今まで回ってきたシステムが回らなくなる、ということです。 これが 問題の一つです。 簡単に言うと 債権を買うために中央銀行によって 作り出された お金のすべてが 今まで株式市場などに 流れていたんです。 だから 金持ちはより金持ちになった。 なぜなら金持ちは 多くの株式 債権を持っているからです。 株式と債券は とてもあがりましたからね。 しかし 一般の人たちは 株式や債券などを持っていません。なので、格差が広がったのです。 一般の人達の 賃金は 実際には下がっています。(訳者:通貨のインフレ率を考慮すれば、実質賃金は下落している) これは そのうち爆発する 社会的、政治的時限爆弾を作っているのと同じことです。

グレッグ: あの多くの人たちが聞いてるんですが、、、あの、あなたは非常に地に足がついた人ですよね あなたは世界中 飛び回っていますが 今日はどこから 参加されてるんですか?

ダグ: 今日は私は アルゼンチンの カフェジャテから 参加しています。 数年前にここで 素晴らしい開発を行ったんです。 このカメラをぐるっと回せば素晴らしい景色が広がっていますが カメラを回せないので壁しか見えません。

グレッグ: あなたは 国際的な人ではありますが、あなたは普通の人たちと同じ感覚を持っている人です。 なので教えて欲しいんですが、 世の中の普通の人たち、多くの債券や、株式や、富を持っていない人たちにとって、 これからやってくることがどういうものになるのか 教えていただけますか?

ダグ: そうですね まあ正直に言って とてもひどいものになると思います。平均的な一般の人たちは 貯蓄を持っていません。 usa today だったか、どこだったか忘れましたが、 大きな組織が半年前にリサーチをしました。その時、平均的なアメリカ人は 250ドルの 不測の出費、例えば車が壊れたとか、そういう出費 があった場合に、支払うことができない と言う 結果が出ていました。 世の中の多くの人たちが、クレジットカード ローン、住宅ローン、自動車ローン、学生ローンでいっぱいいっぱいの状態です。

これがどういう事であるかというと、平均的なアメリカ人が自分の身の丈以上の生活をしてきたということです。 実際には、国が身の丈以上の生活をしてきたということです。 アメリカは 年間 1兆ドルの貿易赤字を出しています。 しかしそれは アメリカにと
って得でした。貿易相手国が ソニーだとか、 メルセデスベンツだとか、 コーヒー豆 だとか送ってきてくれたら、 私たちはただ ドルを印刷して、彼らに支払うだけで済んだんですから。 しかしこれは 永遠には続かないでしょう。 なので どういうことになるかと言うと 非常に高い レベルのインフレ、 、、そうですね 2009年2010年はとても ひどかったですよね。人々は仕事を 失いました。 社会全体が 身の丈を超えた 生活を していました。 ウェイター、バーテンダーなどの仕事をしていた 人達は仕事を失わなくてはなりませんでした。 なぜなら人々はそれらの仕事を自分でしなくてはならなくなったからです。 なので 今後 多くの人たちが失業することになるでしょう。 他にも多くのことが起きます。

あと、この国では 多くの社会的 混乱が起きるでしょう。 今アメリカには 多くの敵意が存在しています。 まるで内戦前の状態のようです。人々がお互いを憎み合っているというような状況です。 以前は、共和党支持者たちと民主党支持者たちは 政治について 意見が違いましたが お互いの意見の違いについて 礼儀正しく文明的な態度で話し合いが出来ましたが、 今ではアクティブに憎み合っています。 これは悪い結果になるでしょう。

グレッグ: では では人々はどのように自分自身を 守れば良いのでしょうか?何を準備すれば良いのでしょうか? みんなどうしたらいいんですかと聞いてきます。 ゴールドとシルバーを買うべきかな?と聞いてきます。 私は、もしあなたが千ドルしか持っていないのであれば ゴールドをシルバーなんかより 自分の車に新しいタイヤを 買え、と言っています。 人々は 自分自身を守るために どうしたらいいんでしょうか?

ダグ: ははは。 これは本当に問題です。 なぜなら 債券市場がスーパーバブルで、株式市場がバブルで、 不動産も高すぎます。 なので これらの物はあなたは持ちたくないでしょう。 しかし問題なのは、もしあなたが 年金 に入っている 場合、 年金基金が これらのものを 持っているんです。 なのであなたの年金基金が お金がなくなって 崩壊する可能性は 高いです。

そしてまた別の問題としては アメリカドルの価値は今後 2、3年の間に フリーフォールで下落します。 ということはもしあなたが 固定年金に入っているのであれば、 それも下落するということです。 これは平均的な人々にとって壊滅的な事になります。 そして暴力が あちこちで起きることでしょう。 今後2、3年間、あなたがテレビでニュースを見るときには、音声をオフにしてバックグラウンドミュージックにローリングストーンの street fighting manをかければピッタリになりますよ。

グレッグ: では 私たちはこの嵐の 後ろの部分に入ったということですが、それが理由で 最近 ゴールドが上がってきたんでしょうか?通常、中央銀行が金利を上げる というニュースが出た時には、ゴールドシルバーが下がるんですが、少しずつ上がっています。多くの 大きなマネー・マネージャーたちが、あなたと同じ 意見を持っているから、ゴールドシルバーはこういう動きをしているんでしょうか?

ダグ: 世界のいくつかの政府、、、アメリカ政府ではないですよ、中国とロシアは 多くの金を買っています。 それが一つです。 なぜでしょうか? なぜならゴールドは 資産であると同時に他の誰かの負債ではない、唯一の資産であるからです。 激しいインフレが起きていようと、壊滅的なデフレが起きていようと、 関係ないんです。 ゴールドは 実際の資産として存在し続けます。 政府が印刷する 紙とは違います。 そして 今日、紙を所有する利点は存在しません。 なぜなら金利が とても低いからです。 現時点では 金利は 実際のインフレ率よりも 低い値になっています。 なので、人々は ゴールドを買うべきです。そしてシルバーを買うべきです。 しかしそれよりも まず先にしなくてはならないことがあります。私は この世の終わりの様な話をしたくないんですが、 数週間分の食料を家に蓄えておくというのは 常識的なことでしょう。

グレッグ: では 普通の人々にとってどの様な ことになるんでしょうか? お店から 商品がなくなったりクレジットカードが使えなくなったり? ドナルドトランプは これらのことを止めることができるんでしょうか? まず 聞きたいのは お店から物が消えるんでしょうか? その後ドナルドトランプについてお伺いします。

ダグ: お店は常に物を棚に並べますよ。しかし 政府が 賃金や価格を統制する様なことがあれば、話は別です。そして政府が価格や賃金を統制する可能性は非常にあります。 1971年にニクソンが 価格統制を行いました。 結果は壊滅的 でした。 お店の棚は空っぽになりました。 これらの 政治家たちは、歴史から何も学ばない上、何かしなくては、と考えますので、自分たちが作り出したインフレーションに対する対応策として、価格統制や賃金統制を行う可能性が非常にあります。

グレッグ: ベネズエラで最近政治家が価格統制と賃金統制を行いましたね。

ダグ: そうです。 ベネズエラは世界でも最大規模の石油備蓄を持っている国なのに、国民は飢餓線上をさまよっています。 その辺に生えている木にフルーツがなるような国で人々が 飢えているんですよ これは 政府の アクションによって 引き起こされた状況です。 人々は 理解しないのですが、 政府は あなたの友達(味方)ではないんです。 政府が 解決策ではないんです。 政府は、富の宝庫ではないのです。 政府が 問題の根源なんです。 しかし人々は政府に解決策を 求め続けます。なので、 トランプ氏にとっては 悪いことになると、私は危惧しています。まず、 彼はリバタリアンではありません。 彼は オーソリテリアンです。。。。。。。。。

(訳者:ここからは政治的な話になるので、また気が向いたら訳します。)


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No title

翻訳お疲れ様です。

ケイシーさんの話を聞いてると、親父や爺様の説教を思い出し、どこか懐かしい感じさえします。我が家では、繁栄と没落を繰り返しす中で経験実践し、何百年もの時間を掛けて教訓を残し伝えてますが、ケイシーさんはどこで学んだのでしょうかね?。・・・・正確に未来を予見してます。恐ろしい人です。・・・・笑。

負債や金利に印刷マネーが引き起こすバブル。インフレや恐慌その後の生活防衛まで・・・・・失礼な言い方ですが、爺様の分身が居るようで何か不思議な気さえします。

私も引き金は無いと思います。朝起きて「ヒェー。駄目だコリャ。」となるんですよ。引き金のきっかけを探すより、備えていれば好いだけですよ。後はキリギリス見たく楽しんで待ってれば好いのです。・・・笑。

Re: No title

> 翻訳お疲れ様です。

ありがとうございます。ほんと疲れた。。。

> ケイシーさんはどこで学んだのでしょうかね?。・・・・正確に未来を予見してます。恐ろしい人です。・・・・笑。

ジムロジャーズも、ジムシンクレアもそうなんですが、オーストリア学派の人たちは歴史を沢山勉強してるみたいなんですよね。
よく歴史の話が登場します。ギリシャ文明やローマ文明の時代から、中世、近年に至るまでの歴史の中での金融のイベントを勉強してるな~~、、って話を聞いててよく思います。特にダグケイシーは金融面だけでなく、社会面にも興味があるみたいなので、歴史をそういう興味を持って勉強していて、今の社会を見て、今後社会がどう変化していくのか?を考えるのが好きみないです。スピーチやインタビューを聞いていて、ダントツで一番面白いのはダグケイシーです。

> 私も引き金は無いと思います。朝起きて「ヒェー。駄目だコリャ。」となるんですよ。引き金のきっかけを探すより、備えていれば好いだけですよ。後はキリギリス見たく楽しんで待ってれば好いのです。・・・笑。

ほんとに。出来るだけ備えてれば、気持ちはだいぶ楽になりますよね。

Re: Re: No title

なんか最近ゴールド上がり始めましたね。
FRBが金利上げるって話だったんで、下がり気味だったのに。
で、こないだjim rickerds(このブログで紹介したことないと思います)のインタビュー見てたら、
「9月の金利の引き上げは絶対ない」
って言ってました。
この人はオーストリア学派ですが、なぜかCIAやらFRBに助言したり、知り合いが沢山いる人です。
そのせいで、ビル・ホルターは「こいつ何者やねん?オーストリア学派のフリをした政府の回し者か?」って疑ってますが。

誰かがデータをもとに計算したら、9月は絶対に無理っていう結果が出てるそうです。
(いつであっても無理だと思いますけど。)
ちなみに年末も無理。で、今年中の利上げはないだろうっていうことになってるそうです。

それでゴールド上がってきてるみたいです。

日本ではTVでもうすぐアメリカが利上げして出口に向かうって、TVでアホなコメンテーターとか大学教授が言ってますけど、年内はないだろうっていうのがwall streetの認識になってるみたいですよ。今の時点では。

年末くらいまではゴールド上がるかな?

Re: Re: Re: No title

あ、jim rickerds一回だけ紹介してました。

No title

今まで力任せでゼロ金利に抑え込んでいたからね。政府中銀が借金や金利やマネーの量やゴールド価格まで、その場凌ぎの出鱈目のやりたい放題だからね。もうー、何が起きても驚きませんよ。・・・笑。

その内に出鱈目に暴走し、コントロール出来なくなってクラッシュするのよね。毎度のお約束ですからね。その内、恐慌を誤魔化す為に逆切れして、北朝鮮に奇襲攻撃でもするんじゃないの。

そろそろ、マーケットも利上げを冷静に受け入れられない頃でしょうかね。まあー、どんだけバブルを膨らますんだかね。・・・・呆れ返りですよ。・・・おー怖。

お前はもう死んでいる。・・・笑。

翻訳ありがとうございます

大変感謝しております。

ブログに転載させて頂きました。

もし不都合なら言って下さい。

削除致します。

Re: 翻訳ありがとうございます

あいあいさん

どうぞ、ご自由にお使い下さい。

私も勝手に人のインタビュー訳してますので、ご自由に転載してください。

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自由: 賛成
平和: 賛成
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